特集
空き家問題[上]
酒田2700戸、鶴岡3500戸
人口減、後継ぎ不足、解体費高騰などで
酒田市内の空き家が2022年度は2700戸超に、鶴岡市内の空き家は20年度に3500戸超に上っていることが、本紙の取材で分かった。11年度から酒田市は6割以上、鶴岡市は6割近く増えている。人口減少や後継ぎ不足、解体費高騰といった複合的な問題が要因となっている。酒田、鶴岡両市と民間企業では、空き家の適正管理と利活用に向け、売買・賃貸・解体・相続などで各種の施策を展開しているが、増加傾向に歯止めをかけるまでには至っていない。(本紙取材班)
総合
酒田駐車ビル債権者集会
旧清水屋の売買の成否静観
破産管財人が対応方針示す
経営悪化で2021年8月に破産手続きが始まった酒田市の百貨店・マリーン5清水屋に隣接し、昨年8月10日に破産手続きを開始した同市の第三セクター「酒田駐車ビル(株)」(同市中町2丁目)の第3回債権者集会が6月19日、山形地裁酒田支部で開かれた。破産管財人の新井野裕司弁護士(同市千石町1丁目)は、旧清水屋の建物の敷地のうち、破産した(株)マリーン5清水屋を除く地権者9人に対し、この区画で再開発を予定する購入希望企業が、1平方メートル当たりの単価と購入希望価格を提示し、各地権者から回答を待っているが、その売買の成否を静観していくしかない、と報告した。(編集主幹・菅原宏之)
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