酒田市長選挙特集
酒田市長選 同市議補選
矢口氏 人口減少問題に注力
本紙独自 立候補予定者に聞く
任期満了に伴う酒田市長選は20日の告示(同27日投開票)が目前に迫り、新人で前副市長の矢口明子氏(56)=中町3丁目=のほかに立候補に向けた動きは無く、無投票になる公算が強まっている。無投票になれば、公選による第1回市長選が行われた1947年4月以降では初となる。本番を前に、市長選の立候補予定者と、市長選と同日程で行われる酒田市議会議員補欠選挙(欠員2)の立候補予定者を対象に、本紙が独自に行ったアンケート調査の結果と情勢を報告する。掲載は五十音順、敬称略。
特集
酒田遊佐洋上風力発電問題
健康被害は世界中で発生
住民学習会で内外の論文基に報告
洋上風力発電の事業化に向けた3段階ある手続きのうち、遊佐町沖は最終段階の「促進区域」の指定を、酒田市沖は2段階目の「有望な区域」の選定を目指す中、庄内の地域住民による第5回学習会「これでいいのか?鳥海山沖洋上風力発電」が7月9日、酒田市総合文化センターで開かれ、健康被害が世界中で見られることなどが報告された。一方、同市沖の洋上風力発電に懸念や疑問を持つ県漁協酒田地区の一部漁業者が、安全安心に操業できる事業化想定海域などを探る団体を結成するなど、ここにきて新たな動きも出てきた。(編集主幹・菅原宏之)
特集
加茂風力発電計画
鶴岡市は反対姿勢崩さず
ラムサール登録湿地など理由に
鶴岡市は、ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)(東京都、以下JRE)の同市加茂地区での発電用大型風車計画に中止を申し入れたことについて、地元住民との意見交換会を7月27日に加茂地区、8月8日に上郷地区、10日に大山地区で開いた。住民からは賛否の声が出たが、市は改めて計画に反対する考えを示した。一方でJREは、加茂地区に近い八森山の風車に衝突死した可能性のあるクマタカの死骸を発見したが、1カ月以上経った、加茂地区の意見交換会の翌日に市へ報告したことから、皆川治市長は同社に対し不信感を示した。(土田哲史)
総合
本紙後援 土岐田杯記念子ども将棋大会
優勝
安在康平くん(鶴岡高専2年生)
辻󠄀間颯太くん(山形三小5年生)
佐竹秀二郎くん(鶴岡大宝幼年長)
棋力向上、実力伯仲の熱戦相次ぐ
日本将棋連盟酒田荘内支部(佐々木清支部長)が主催し、コミュニティ新聞社が後援する「土岐田杯記念子ども将棋大会」が6日、酒田市亀ケ崎コミュニティ防災センターで開かれ、鶴岡工業高等専門学校2年の安在康平くんが中学高校生の部で、山形市立第三小学校5年の辻󠄀間颯太くんが小学校高学年の部で、鶴岡市の大宝幼稚園年長の佐竹秀二郎くんが小学校低学年の部で、それぞれ優勝した。
▼総合
■公益大で平和考える講演 被爆画家・三浦恒祺氏迎え
■実戦型詰将棋—初心者向け—第164回 出題/日本将棋連盟 元専務理事 九段 西村一義
▼地域情報
■中学生硬式野球 東日本オールスター戦に出場 庄内ボーイズ 伊藤広将投手(鶴三中3年生)
■自作カレーで児童と交流 おとこかれーくらぶ
■最新鋭護衛艦もがみ来港 3千人が艦上で装備見学
■流れ灌頂の供養や地獄絵 持地院で森の山まつり
■コミュニティ酒田俳壇/菊地秀雄選
■釣り8月
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