特集
夏の決算[上]
コロナ禍前割るも前年超え
観光施設の人出と売上、回復続く
庄内の7、8月の観光客数は、5月に新型コロナが2類相当からインフルエンザなどと同じ5類に変更されたことや、花火大会などの開催で観光客や帰省客が増えたことで、ほとんどの観光施設で入館者数や売上が前年を上回った。外国人観光客も少しずつ見かけるようになった。回復傾向は鮮明だがコロナ禍前に比べまだ1~2割ほど下回っている。猛暑の影響で海水浴客は伸び悩んだが、好天続きで登山客は伸びた(本紙取材班)
総合
遊佐町沖風力発電
公平性、透明性に疑問と指摘
遊佐町議が一般質問で
洋上風力発電事業を巡る汚職事件で衆院議員の秋本真利容疑者(48)=比例南関東、自民党を離党=が7日、国会質問の見返りなどとして日本風力開発(株)から総額で約6100万円の賄賂を受け取ったとして、東京地検特捜部に逮捕された。前日の6日に行われた遊佐町議会定例会の一般質問では、同町議会議員から事業化に向けて検討が進む遊佐町沖洋上風力発電と同社との関係を問題視する指摘も出た。一方、経済産業省と国土交通省は1日、遊佐町沖を再エネ海域利用法に基づき事業者の公募など具体的な手続きに入る「促進区域」に指定する案を公告した。(編集主幹・菅原宏之)
総合
加茂風力発電計画
反対署名1万筆を提出
日本野鳥の会も中止を要請
市民団体「ラムサール湿地近接風車に反対する会」(代表呼びかけ人・佐久間憲生出羽三山の自然を守る会理事長ら6人)は8月29日、ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)(東京都、竹内一弘代表取締役社長、以下JRE)が鶴岡市加茂地区で計画する発電用大型風車に反対する署名1万筆を市に提出した。署名は9月7日までに環境省、県、JREにも提出した。(編集部課長・土田哲史)
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▼インフォメーション
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