県・酒田市病院機構２０２２年度決算
過去最大１６億円超の黒字
コロナ補助金や診療単価増加などで

　酒田市の日本海総合病院と日本海酒田リハビリテーション病院、日本海八幡クリニック等診療所を運営する地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構（島貫隆夫理事長）は、２０２２年度決算で当期純利益１６億円超を計上した。単年度収支の黒字は、県立日本海病院と市立酒田病院が統合再編した０８年度から１５年連続。黒字額は２０年度の約１３億円を上回り、過去最大となった。新型コロナウイルス感染症対策に関連した各種補助金を受けたことに加え、診療報酬の改定に向けた対応として新規の施設基準を取得したことなどによって、診療単価が入院、外来ともに増えたことが要因となっている。（編集主幹・菅原宏之）

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