特集
県知事選
吉村氏、圧勝で5選果たす
投票率は過去最低39・67%
任期満了に伴う山形県知事選は26日に投開票が行われ、現職の吉村美栄子氏(73)=山形市=が、新人で自営業の金山屯氏(84)=福島県白河市=を大差で破り、5選を果たした。前回選(2021年1月24日投開票)に続き選挙戦となったが、大きな政策論争が無かったために有権者の関心は高まらず、投票率は39・67%と前回選の62・94%を23・27ポイント下回り、過去最低だった01年の48・81%にも届かなかった。高い知名度もあって圧勝した吉村氏だが、得票数を前回選から8万票超減らし、白票を含む無効票が前回選の2310票から約3倍の6939票に増えるなど、4期16年間続いた吉村県政に批判的な声が相当程度あることをうかがわせた。(本紙取材班)
総合
県議補選 酒田市・飽海郡区
佐藤寿氏が一騎打ち制す
低投票率、盛り上がり欠く
昨年10月の衆院選に立候補した石黒覚前県議の辞職に伴う酒田市・飽海郡区(定数5で欠員1)の県議会議員補欠選挙は26日に投開票され、石黒前県議の後継として立候補した立憲民主党公認で前酒田市職員労働組合執行委員長の佐藤寿氏(47)が、自民党公認で前酒田市議の佐藤喜紀氏(49)との新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たした。選挙戦では、両者が舌戦を繰り広げたものの、有権者の関心は高まらず、投票率は40・18%と、前回県議選(2023年4月9日投開票)の50・54%を10・36ポイント下回った。(本紙取材班)
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