郷土の未来をつくるコミュニティペーパー(山形県庄内地方の地域新聞)
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鶴岡市議会代表者会議
議会の責任、市長減給案に結論出ず
議会改革案は3月まで示す

 鶴岡市議会は会派代表者会議を3日に同市役所で開き、鶴岡市新文化会館建設に関する第三者調査・検証専門委員連絡会議(峯田典明座長、以下検証会議)が、市議会の議決を得ずに市が文化会館の工事変更を指示した違法性や文書管理の不備を指摘した答申に対し、市議会の改革案を3月定例会まで示すことにした。しかし、市議会の責任や市長と副市長の月給減額議案についての結論は出なかった。月給減額議案は11日の市議会総務常任委員会で審議し、21日の本会議で採決する見込み。(土田哲史)

減給案には会派ごと対応

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齋藤議長(右)と本間副議長

 会派代表者会議は非公開で行い、齋藤久議長、本間新兵衛副議長、新政クラブ(市議16人)の小野寺佳克団長、市民クラブ(同5人)の小野由夫代表、日本共産党鶴岡市議団(同5人)の加藤鑛一団長、政友公明クラブ(同4人)の富樫正毅代表が話し合った。
 終了後に齋藤議長と本間副議長が会見し、市議会も市民にメッセージを発する必要があることを確認し、①行政の公文書管理②議会と市民への説明の仕方③工事変更時の議会の取り組み④今後の大型事業での特別委員会の設置―を市議会議会改革特別委員会に諮り、答申を3月定例会まで得るよう、議長が各会派に申し入れた、と説明した。
 市政に対するチェック機能を十分に果たせなかったとして、一部の市議や市民が市議会の責任を指摘しているが、齋藤議長は「(3月までに得る答申は)責任の有無とは全く違う話。新たな議会改革のため」と話した。
 市長と副市長の月給減額議案については「各会派で対応がそれぞれある。(代表者会議では)時間が無く、そこまでは決めなかった。総括質問などの答弁を聞きながら(各会派で可否を)判断すると思う」と述べた。


市民が特別委設置を陳情

 市民団体「文化会館を考える市民有志の会」が11月28日、文化会館建設に関する特別委員会の設置を齋藤議長に求める陳情書を、議会事務局に提出した。
 陳情書では、文化会館の建設に際して市議会が十分な調査活動や検証を尽くさず、市政の暴走や混乱を招いたとして、市民が傍聴できる特別委員会の設置を要望し、検証会議の答申に盛り込まれていない問題の検証や、議会としての責任の取り方などを議論するように求めている。


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