郷土の未来をつくるコミュニティペーパー(山形県庄内地方の地域新聞)
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庄内12月
人手不足で正社員求人増える
酒田は県下最高の求人倍率2倍

 庄内の12月の一般有効求人倍率は、鶴岡職業安定所管内が1・97倍、酒田職業安定所管内は県内8職安の中で最も高い2・0倍となった。企業は採用を増やすために求人内容を見直しているため、全求人に占める正社員の求人の割合が鶴岡職安管内で46・6%、酒田職安管内で42・8%に増え、正社員の有効求人倍率もそれぞれ1・54倍、1・30倍と高くなっている。

酒田、新規求職者が減少

 酒田職安の新規求職者数は442人で前年同期比10・2%減。月間有効求職者数は1876人で同4・9%減だった。これに対して新規求人数は1356人で同7・4%増、有効求人数は3752人で同1・4%減だった。新規求人倍率は3・07倍で同0・50ポイント増、有効求人倍率は2・0倍と同0・07ポイント増えた。
 12月の新規求人数1356人のうち正社員数は581人で42・8%を占めた。正社員の有効求人倍率は1・30倍と前年同期比0・15ポイント上昇した。正社員の割合は13年度平均の34・6%から17年度平均38・1%と上昇。増加傾向が続いている。
 新規求人を産業別に見ると、最も多いのは生活関連サービス業の268人で前年同期比19・1%増。このうちパートが197人に及ぶ。次いでサービス業207人同36・2%増、製造業189人同10・5%増、建設業173人同36・2%増など。建設業は1年以上前年同期より増え続けていて、常に人手不足の状態。
 酒田職安では「企業の人手不足感は変わらないが、11月までは無かった事業縮小や倒産、自主廃業などが12月は数社あり、小規模ながら解雇者もいる。今までとは違う状況も出てきた」と話した。


鶴岡、求職者増え求人減

 鶴岡職安の新規求職者数は460人で前年同期比2・0%増、月間有効求職者数は1762人で同3・3%増だった。一方、新規求人数は1222人で同7・9%減、有効求人数は3465人で同5・9%減となった。新規求人倍率は2・66倍で同0・28ポイント減、有効求人倍率は1・97倍で同0・19ポイント低下した。
 11月から新規求職者が前年同期を上回り、逆に新規求人数は8月から前年同期を下回っている。鶴岡職安では「現在の仕事より条件の良い職場を求めて求職活動をしている人もいるのではないか」と推察するが、求職者増と求人減の要因ははっきりしない。
 新規求人数1222人のうち正社員数は570人で、正社員割合は46・6%を占め、前年同期比2・1ポイント増だった。正社員の割合は13年度平均では36・0%、17年度平均で40・0%だったが、18年度は毎月40%を上回っている。正社員の有効求人倍率は1・54倍と前年同期比0・12ポイント増えた。鶴岡職安では「事業所では正社員の求人を出して応募してほしいと考えている。この傾向は続くのではないか」という。
 新規求人を産業別に見ると、建設業が211人で同17・2%増と最も多く、次いで医療・福祉202人同16・2%減、卸売・小売業166人同32・8%増、製造業143人同31・9%減、宿泊・飲食サービス業119人同20・1%減などとなった。


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