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コミュニティしんぶん1621号
令和2年9月18日号
土門拳しのび花飾る
[土門拳記念館/酒田市]
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県政検証
親族企業等への公金支出を問題視
山形市の月刊誌が追及し報じる
東海大山形高校を運営する学校法人「東海山形学園」(山形市)の財務書類の情報公開請求を求めた訴訟で、最高裁判所第1小法廷は8月27日付で県の上告を受理しない決定を出し、県が敗訴した。背景には、県内の月刊誌が報じてきた吉村美栄子県知事と知事の義理のいとこ、吉村和文氏(60)が率いる企業・法人をめぐるさまざまな問題がある。同誌は、吉村県知事が知事に就いた2009年度以降の10年間に、和文氏が経営する企業・法人に40億円を上回る公金が支出されている、と指摘。「吉村県知事は身内と取り巻きに温かい県政に転じてしまったようだ」と批判している。庄内の住民からは「知らなかったことばかりで、正直驚いている」との声が聞かれる。(編集主幹・菅原宏之)
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出羽三山麓の大型風車計画
前田建設工業が白紙撤回
環境影響評価法に疑問の声
東京都の前田建設工業(株)(前田操治代表取締役社長、資本金284億6334万円)が、鶴岡市の羽黒山と月山の山麓で計画していた発電用大型風車40基の設置計画を白紙撤回する、と同社ホームページで9日発表した。計画に反対していた地元首長や有識者からは安堵の声が上がる一方、地元との合意がないまま事業が進む現状に疑問の声が出た。同社が約1年前から県や市と協議していたことから「首長が(計画を)知らなかったはずはなく、配慮書の不備を理由に受理すべきではなかった」という意見も出ている。(金井由香、土田哲史)
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▼地域情報
■つるおか映画一箱古本市 10、11月に山王日枝神社で
■15周年合同展19〜22日 和紙ちぎり絵のしゅんこう
■加茂港でサビキ釣り体験 鶴岡南高山添校の収穫祭
■われらの生徒会長/鶴岡第三中学校 進藤悠大郎くん(3年)
■議場に伸びやかな歌声響く 庄内町議会の参考人招致で
▼文化
■酒田市美術館 保永堂版と丸清版を見比べる 歌川広重の東海道五拾三次展
■疫病退散の掛軸や版木展 いでは文化記念館で
■実践型詰将棋―初心者向け―第131回 出題/日本将棋連盟 元専務理事 九段 西村一義
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■コンパクトシティで街再生/(株)丸高 髙橋剛社長に聞く Vol.1
■特集 知っておきたい終活・葬儀のあれこれ
▼インフォメーション
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