特集
県知事選へあと5カ月
自民党県連、不戦敗が濃厚
遠藤会長に不満や批判の声
吉村美栄子山形県知事(73)の任期満了(2025年2月13日)まで半年を切る中、前回県知事選(21年1月)に続き、独自候補の擁立を目指す自民党山形県連(会長・遠藤利明衆院議員)内に、不戦敗が濃厚との見方が広がっている。吉村県知事は態度を明らかにしていないが、「5選に向け立候補するのはほぼ確実」(複数の関係者)と言われる。戦いの構図は固まっていないが、同党県連の関係者の間には「候補者を擁立できなければ、執行部の責任が問われる」「遠藤会長は『不戦敗にして(吉村県知事に)恩を売ろうとしている』と見られても仕方が無い」といった不満や批判がくすぶる。(本紙取材班)
特集
大雨被害発生1カ月
被害総額いまだつかめず
支援進むも人手不足が不安
7月25日の大雨被害から1カ月が経ち、罹災証明書の発行も始まり、住宅被害の概要が見えてきた。一方、農業被害などは、稲の刈り取り時期が近付く中、まだまだ状況をつかみ切れていない。被害が大きかった八幡地域の大沢地区では、やっと土砂の撤去が始まり、自宅に近づけるようになった住民もいる。これから人手が必要となる中、ボランティア不足や関心が薄れることへの不安も募っている。(本紙取材班)
▼地域情報
■来年3月末まで延長 庄内―羽田5便運航
■大雨の義援金100万円贈る ホリ・コーポレーション
■日本国土・環境保全協 本県洋上風力に津波の影響は 今村文彦東北大教授らがシンポ 酒田市で9月14日
■白甕社賞 村上幸志さん絵画「彼方へ」、武藤元気さん鍛金「予感」 100周年記念公募展を開催中
■飛島で電気工事や避難路整備 光陵高生がボランティア
■三山の登拝支えた歴史を詳述 渡辺幸任著『月山ヌマ小屋と強力』
■大鳥を丸ごと2週間発信 六た茶屋で7日から開催
▼エッセー
■キラリまちキネ銀幕あれこれ[4]
村上春樹の世界がアニメに フランス人監督のファンタジー
山王まちづくり(株)代表取締役 三浦新
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