郷土の未来をつくるコミュニティペーパー(山形県庄内地方の地域新聞)
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歳事記

コミュニティしんぶん1830号
令和6年9月20日号


力を合わせ大作上手に
[第47回砂の造形大会・湯野浜海水浴場/鶴岡市]

特集

鶴岡市決算2023年度
繰上償還で市債残高49億円減少
財政指標の硬直化は進む

 鶴岡市の2023年度普通会計決算は、単年度収支は赤字となったものの、市債(借金)の返済に充てる繰上償還金を前年度より約5億円積み増すなどして、実質単年度収支で約3億5千万円の黒字を確保した。黒字は5年連続。一方で基金残高が11億円減ったことや人件費増などが影響して、各財政指標は軒並み悪化した。公債費は24年度以降減少に転じるものの、依然として高止まりが続き、少子化対策や高齢化による扶助費の増加、資源高による建設費の増加など不安材料は多く、健全な財政運営が求められる。(編集部課長・土田哲史)

特集

インタビュー
26年春に公立化、国際学部を新設
神田直弥公益大学長が本紙に語る

 東北公益文科大学(酒田市)の神田直弥学長は11日、本紙の単独インタビューに応じ、2026年4月に公立化と新学部・学科の開設を目指すことになった背景や今後の方向性などを語った。神田学長は、公立化を目指した背景について「より良い教育に向けた改革を続けていくためには、経営基盤の安定化が必要で、それによって新たな投資も可能になるだろうと考えた」と説明。新学部・学科は国際学部・国際コミュニケーション学科の名称で、1学年の定員は40人、専門科目の80%程度の授業は英語で行う方針なども示した。(編集主幹・菅原宏之)

▼総合
 ■24年産米の概算金大幅増  需要増と生産コスト高受け
 ■酒田市  補正予算20億円増やす  大雨で農林業、市道復旧に

▼地域情報
 ■高校総体  庄司翔(羽黒高3年)が男子柔道81キロ級3位  鶴岡東高校男子卓球部が学校対抗戦5位
 ■北限のスダチ産地見学会  調理学校生が知識深める
 ■大沢に7色の大文字浮かぶ  復興への励みとシンボルに
 ■われらの生徒会長/鳥海八幡中学校 島田瑠々伽さん(3年)

▼文化
 ■自然素材生かした作品集結  青苧、草木染金工、蜜蝋展
 ■池大雅や円山応挙の文化財そろえ  本間美術館で南画写生画展
 ■釣り9月

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 ■知っておきたい 終活・葬儀のあれこれ

▼インフォメーション
 庄内で開催される各種の公演、講座、美術展、映画、博物館の展示、名所などの最新情報を満載。