郷土の未来をつくるコミュニティペーパー(山形県庄内地方の地域新聞)
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令和6年10月18日号


身がぎっしり、水揚げ始まる
[由良漁港/鶴岡市]

特集

酒田元気応援花火
開催趣旨や方法に賛否の声
市 酒田の花火実行委に公費拠出

 8月3日に開催予定だった「酒田の花火」を中止した酒田の花火実行委員会(実行委員長・矢口明子酒田市長)が12日、7月の大雨による被災者を勇気づけ、支援者への感謝の気持ちを込めた「酒田元気応援花火」を酒田市内で打ち上げたことに、賛否の声が上がっている。花火の打ち上げには、市が実行委員会に負担金として拠出した企業版ふるさと納税寄付金が使われ、打ち上げ会場も明らかにしなかった。市民の間からは「復旧・復興が道半ばの時期に、花火を打ち上げる理由が理解できない」「打ち上げ会場を非公開にするなど、開催方法には違和感を覚える」などといった声が聞かれる。(編集主幹・菅原宏之)

総合

矢引風力発電計画
市環境審では反対意見も
学識者は「住宅から2キロ離すべき」

 鶴岡市環境審議会(会長・俵谷圭太郎山形大学農学部教授、委員18人)が9月30日、同市役所で開かれ、エネオスリニューアブル・エナジー(株)(旧ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)、以下エネオス社、東京都港区、竹内一弘代表取締役社長、資本金等287億円)が、同市矢引地区で計画している三瀬矢引風力発電事業(仮称)の環境影響評価準備書をオンラインで説明した。学識者が「健康保護のため住宅から2キロ以上離すべき」と指摘した意見書も配布され、委員1人が計画に反対した。(編集部課長・土田哲史)

▼地域情報
 ■泉小4年生  アフリカ音楽でベリッシマ歓迎  プロ奏者と古湊ふ頭で共演
 ■ユネスコ東北ブロック大会  酒田で事例発表や情報交換
 ■鶴岡公園で清掃と除草  鶴岡4ライオンズクラブ
 ■やまがた育英会  首都圏進学の入寮者募集  朝夕食付き月6万円から
 ■われらの生徒会長/朝日中学校 長南鉄心さん(3年)
 ■主濱嘉乃さん(鶴岡一中)初出場1位  YBCバレエコンクール東京
 ■全日本女子剣道大会に出場  光陵高職員 工藤礼佳選手(三川町)
 ■特別メニューがたくさん  海のマルシェ19日酒田港
 ■釣り10月

▼文化
 ■庄内出羽人形芝居を展示  津盛柳貳郎襲名40周年記念
 ■致道博物館  江戸の建物を精密に再現  木製模型の名人・三浦宏展
 ■精緻ボタニカルアート展  藤野まさ子氏と受講生

▼インフォメーション
 庄内で開催される各種の公演、講座、美術展、映画、博物館の展示、名所などの最新情報を満載。