特集
荘内病院23年度決算
4年ぶりの単年度赤字に
コロナ補助金の大幅減や患者数減が影響
鶴岡市立荘内病院(鈴木聡院長、診療科27科、病床数521床)は、2023年度決算で当期純損益2億9千万円の赤字を計上した。同病院は、現病院が開院した03年度から17年連続で最終赤字を計上し、20年度からは3年連続で最終黒字となっていた。単年度収支の赤字は4年ぶりとなる。新型コロナウイルス感染症に関連した補助金が大幅に減り、患者数減に伴い医業収益が入院収益、外来収益ともに減収となったことなどが要因となっている。同病院では、3月に経営健全化に向けた新たな計画を策定したが、患者や医療スタッフをどう確保していくのかなど、課題は山積している。(編集主幹・菅原宏之)
総合
過去最多40万人超が来県
昨年の外国人旅行者数
山形県は3日、昨年来県した外国人旅行者数(※)が、現行の調査方式になった2013年以降で最多の40万1948人に上った、と公表した。国別では台湾が19万2187人で一番多く、中国(香港を除く)2万4912人、香港2万4674人、欧州(イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン)2万1440人と続いた。円安やコロナ禍による行動制限の緩和、山形空港と台湾との国際定期チャーター便などが寄与した。県内地域別に見ると、庄内には延べ5万5426人が訪れ、村山の25万2670人に次いで多かった。(編集部課長・土田哲史)
▼総合
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▼エッセー
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公共図書館の社会的役割とは ワイズマン監督「ニューヨーク公共図書館」
山王まちづくり(株)代表取締役 三浦新
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▼インフォメーション
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